「放送記念日特集・激震 マスメディア 〜テレビ・新聞の未来〜」を見た人はどれくらいいたんだろうか。日本新聞協会会長・内山斉、日本民間放送連盟会長・広瀬道貞、ドワンゴ会長・川上量生、 ITジャーナリスト・佐々木俊尚、学習院大学教授・遠藤薫、NHK副会長・今井義典というメンバーでの生討論番組。初めての試みなのかどうかは知らないけれど、twitterのハッシュ・タグまで設定されていて、しかもU-streamの方ではこれに対応した裏討論まであったらしいけれど、私は聖徳太子じゃないんだから(この例えがいつまで通用するのか分からないけれど)裏は見ずにtwitterにあがってくる意見を見ながら番組は音声だけで聴いていた。
私がこの番組を見ていて思ったのは以下。
- ネットをカバーしているのは若者だけではないということ。
- しかし、テレビだけが唯一の情報源なのだという人たち(老人だけではないけれど)高齢者に圧倒的に多いということ。
- 建前上だけでしか語ることのできないマス・メディアは、その建前を乗り越えて良い時期が来たら素直に対応するべきだということ。
- ネット上にも存在する「真実」を伝える媒体、あるいはジャーナリストをしっかり認識して情報を選択する必要があり、それを再発信していく必要があること。
いづれにしても既存マス・メディアに立つ人たちがどこまで今のネット上の状況を把握してこの討論に参加してきたのかという点で、疑問が残るし、かみ合わなかった要因ではないかと思う。(ちょっと感想としては平凡すぎて面白くないなぁ・・・。)
それでも、まぁ、このあたりを中心としてtwitterでも発言してきた。この番組のハッシュ・タグは「#nhk_media0322」。
再放送は3/29日(月)午前2:05-だという。ご興味のある方は録画なぞ。