朝から、文句のない上天気で、日陰にいさえすればわりとからっとした陽気でそれほど暑くもない。ところが日射しはもうすっかり真夏の勢いだから、街中をえっさほいさと歩くとあっという間に汗が出る。で、こうなってくると爺さんからは(多分!)加齢臭というものが立ち上ったりしているに相違ない。そう思うと途端にいたたまれなくなって、帰り道になにかないものかと伊勢丹に入ったんだけれど、そそくさと裏から出て、末廣亭の方へ大通りを渡る。この界隈なら多少加齢臭がしたって構わないんじゃないかなぁという気がするのが不思議だ。家に着くなりシャワーを浴びてトニックを使う。アハハ、家の中なんかどうでも良いじゃないかという気にならなくもない。
やっぱり戦前から戦後、そして高度成長期にかけて日本はず〜っと官僚制度そのままだったわけで、高度成長期の官主導による船団方式が、圧倒的に物量で負けていた戦争に敗れた反動で日本がとった復習戦だった、という認識を解き明かしてくれた保阪正康は大学(確か同志社大だっただろうか)を出てから電通PRセンターで、わずか二年とはいえ、働いた経験があるとは、意外だった。
(できるだけ長い文章にしようとしているのはなぜなんだろうか・・・。)
twitterで見ていたので、これを入手。
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