わが地元の図書館は中央図書館の他にそれほど広いわけでもない区内に3カ所ほどの拠点を持っている。ものによっては中央にもあって、他のどこかにもあるという書籍もあるし、中央にはないのに、他のどこかにならあるというものも存在する。もちろん中央図書館は10数年前にできた広い設備だし、蔵書の数も多いから利用者が多くて、活気がある。他の場所に行くとひっそりしていて、蔵書も数少ない。ところがものによっては中央図書館では引く手あまたで帰ってこないというものも、そっちではひっそりとそのままになっている、というものも存在する。
だから、時によっては連れあいの自転車が空いている時を狙って、そっちまで遠征する。ところが、連れあいの自転車は運転しにくい。風が吹いたりすると面倒だ。だから、冬になると遠征は激減する。
図書館にはCDやDVDも備えてある。私は中央図書館の落語のCDはほぼ全巻制覇した。あとは自分が嫌いな噺家だけになった。ところが他の利用率の低いところだとまだ借りていないものがありそうだ。欠点は一度に3枚しか借り出すことができない、という点にある。多くの人に平等に機会を提供するということで仕方がないのかもしれない。
公設の図書館の欠点は蔵書に加わるのが遅い、というところにある。出たばかりの書籍があることはまずない。すると、母校の図書館やらで探すことになる。そのうちにその書籍のことを忘れたりする。なんかのついでに思い出して、公設図書館のOPACで検索すると見付けたりする。やや、こんなところに!と驚くことになる。
昨日はCDの2枚組ばかり3セット、都合6枚を借り出した。これでも一度に3枚扱いなのだ。そして誰も手をつけていないと覚しきスタッズ・ターケルの自伝を借りだした。
- 作者: スタッズ・ターケル,金原瑞人・築地誠子・野沢佳織共訳
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2010/02/25
- メディア: 単行本
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