ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

尾籠な話ですが

 女性の方にとっては読みにくい話かも知れないけれど、これ、いよいよ書きたい話なのである。男性はトイレにいくと立ったまま用を足すんである。ま、それはよくご存知のことである。しかし、これも公私の別というものがある、いやあったというべきかも知れない。というのは近頃はその公私の別がなくなりつつあるのだ。で、これはひょっとすると子どもを育てる親にその概念がなくなりつつあるということなのではないかということなんである。
 というのは、公的なトイレに入ってびっくりすることがあるからなんだね。男性諸氏はおわかりかと。今や若者たちは立ったまま用を足す時に、ベルトを外し、ズボンの一番上のボタンを外し、オイオイ、君は何をしようというのか!?という間もなく、ジッパーを下まで下げると、パンツまで下げて前をおおっぴろげにしてしまうのである。あるいはズボンを拡げて、パンツの前あきから取り出して用を足すのである。
 もう随分前からこの現象は当たり前状態になっていて、生まれて初めてそんな現象を眼にしたのが何時のことだったか思い出せないくらい昔からのことであるけれど、最初はしげしげとそいつの顔を見たものである。ま、ズボンをずるずるに下げてパンツの縁が見えるようにして履いて歩くような大バカものが流行るようになっているわけだから、男しかいない男性トイレの中でパンツを大店にしたって、なんちゅうことないということなんだろうけれど、私から見ると、失礼この上のないことであるし、こいつらは人を慮るということができない種族なんだと思うことにしているのだけれど、今日映画館で見かけた男はもうとっくによい歳で、茶色く染めた髪の毛の根元が白く見えるくらいだから多分少なくとも20代じゃないと思うのだけれど、こいつは後ろから見るとパンツ丸見せなんである。
 これって、電車の中で入念に化粧する女性に相通じるようなことなんではなるまいかと思われませなんだであろうか。そうそう、私はそう思ったんである。そしてこれは多分、お母さんが子どもが小さい時にそうして用を足すことをさせていたことから始まっているんじゃないのか、とも思っているのであるけれど、胸に手を当てて考えて戴けないだろうか。
 多分「で、そうだけれど、何がいけないの?」という反論がとんできそうだが、そうであるのだったら、もうこの世はそんな社会なんであるな。
 大の大人が全部おっぴろげてやるんじゃないっての。
 そうだ、トイレ文句のついでにもうひとつ。男が公衆トイレの手洗いの前で何時までも鏡に向かって髪の毛をつんつんさせてるんじゃない!そんなことばっかり気にしてっから持てねぇんだよ。えっ?お前はもうつんつんさせるものすらねぇじゃねぇかって?余計なお世話なり。
 twitterはすごい。この件を書いたら「あれは彼等のはいているズボンの股上が浅いので前をあけただけでは用が足せないから」だそうだ。本末転倒。わたしゃ抱腹絶倒。