ほぼ足りてまだ欲 その先

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サッカー アジア杯

 とても派手、というよりも必要以上に派手でなんだか気恥ずかしくなるような表彰式で、あぁ、これは明らかにW杯を意識した予行演習だったんだなと思わせるものだった。あれだけの数の花火は無駄うちだったような気がするのだ。
 ザッケローニが日本代表監督に就任して以来、2引き分けはあるけれど、これまで無敗だというのはなかなか順風満帆で驚くほどだ。やれどもやれども勝てなかった岡田武史監督時代と嘘のような展開。今や胃薬の宣伝にも出演している岡田武史の影が薄くなった瞬間でもある。それにしてもあれだけ非難囂々だった岡田武史もW杯でどうにかなったら、嘘のような歓迎ムードだった。それがザッケローニがあれよあれよという間にアジア杯を制覇してしまったら、もうみんな岡田武史を放りだして、「ザック!」だなんて昔からの友だちだったような勢いだ。ことほどさようで、日本人というのはなにしろいい加減なんである。この人種がいうことには信頼感なんてこれっぱかりも置けたりはしないのである。上から下まで、いうことに一貫性なんてないんであるし、直ぐに忘れるのである。「なんとか直人」なんてのはあっという間に忘れちまうに相違ないのだ。twitterfacebookも直ぐに飽きてしまうに決まっている。mixiなんてもうとっくに風前の灯火だ。
 準優勝チームの表彰があって、表情を失った豪州の代表チーム、サッカルーズのメンバー全員がカップを貰ったあと、チームのキャプテンであるキーウェルは日本選手が固まっているところにやってきて、日本選手ひとりひとりと握手をしていたのがとても印象的だった。あの雰囲気は日本の選手にもどうか見習って欲しいものがある。