ほぼ足りてまだ欲 その先

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始まった

川勝平太知事は4日の新春記者会見で中部電力浜岡原発御前崎市)の再稼働について「中電は『安全の確保が第一優先』と言っている。それが客観的なデータと第三者の目で確認され、安全でないと反証できない以上、阻止する理由はない」と述べた。(毎日新聞 2012年1月5日 地方版)

 これは何を意味するのかといったら、中電が「これほど安全を確保したんだ」といったら、それに反論できなければ再稼働を認める、と宣言したということだ。つまり中電が計画している津波防波堤(砂山を積み上げる)ができたら再稼働して良いという方向にあるということだ。さすがに富士山空港をごり押しした知事だけのことはある。彼は原子力発電所というものがどういう経過を経てここまで来たのか、従ってその中身がどの様な問題点を抱えているのか、廃棄物をどうしていくのか、わかった上で発言しているはずだ。だとしたら、これまで様々なケースで霞ヶ関の鉄面皮どもが主張し続けた姿勢、「科学的に証明されていない」という詭弁を弄した決断理由をまたここでも振り回して、この国をぶっ壊していこうと明確に意識してることになる。どこまで行っても彼らは謙虚にはならないと云うことだ。金銭バカはいつまで経っても金銭バカなのだ。