今まで一度も足を踏み入れたことのない神保町シアターもこの7月で早くも5周年を迎えるのだそうだ。5年なんてあっという間で、「そのうち、そのうち」と思っていたらもう5年も経ってしまった。
で、ちょろっとウェブ・サイトを見たら小林桂樹の「裸の大将」を上映しているらしい。お、これは！と思ったのだけれど、白黒だと書いてある。1958年の作品で私はこの映画を確か3回ほど見ているし、清水東高で開かれた山下清展を見に行って、山下清本人が絵を描いているのを見たことすらある。
しかし、私の頭の中ではこの映画はカラーなのだ。これは一体どうしたことなのだろう。自分で記憶に着色してしまう能力を人間は備えているというのだろうか。確かこの映画にはクレージー・キャッツが群がる新聞記者の役で出ていなかっただろうか。
6月18日（月）16:30 6月20日（水）12:00 6月22日（金）14:20
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