15時から神谷町で研究会。そこから銀座へ走り、先輩のライブ。
某学会の地域研究会に出席した。これまでこの学会には10年以上所属しているのだけれど、多分地域研に出席したのはこれが初めてだ。何でかというと、若い研究者の方が私がかつてお会いしたことのある方の資料を譲り受けたというので、それを元に彼がどんなことを語るのか、大変に興味があったからでもある。その方は75歳くらいの方だけれど、とても前向きの方だった。
若手研究者の方が「ライフスタイル移民」ということばを使っておられて、その定義をもそっとはっきりさせていただけると良いとは思うのだけれど、かなり面白いとらえ方で、ひょっとすると今まで表現しようがなかったことがこれで解決がつくかも知れない。
そういえば1960年代後半のまるで熱につかれたように若者がナホトカ経由、シベリア鉄道ルートで欧州へ渡っていったのも、一種の「ライフスタイル移民」と捉えるべきなのかも知れないなぁ。
毎年一度は欧州へ出かけるようになってから、各地でそんな同年配の日本人に出逢うチャンスがあって、これは意外に多くの日本人移民がいるんじゃないかと気になっている。
