ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

どこにいっても

 日本でもあちこちにケバブ屋が浸透してきた。盛り場であればあるほどあの肉を大きな串に刺してグルグル回して焼いている屋台に毛が生えたような店が増えてきた。多分あれが香ばしくて食欲をそそるのかも知れないけれど、実は私はあの匂いが大ッ嫌いで、ほとほと閉口している。うちの近所にもスーパーの傍にまるで昔の海の家のようなベニヤ板を打ち付けて、その上からペンキを塗ったくったような小屋がけであの匂いをぷんぷんさせている。
 これが日本だけの傾向であるわけはなくて、欧州に行っても一つの通りに何軒も出没する。なにしろトルコを初め中近東からの移民がわんさかわんさか押し寄せて暮らしている欧州だからなるほどということになるのだけれど、これに続いてたくさんあるのがピザ屋だろう。日本ではこの傾向はさほど気にならないけれど、欧州ではあっちでもこっちでもピザ屋がある。これにはちょっと閉口だ。
 日本ではこの上中華の店がどんどん増えている。これまであった中華の店と決定的に違っているのは香辛料の香りが店頭に漂っているってところかも知れない。というのは私は八角の匂いがダメで(こっちもなのか?)、中華といったら八角だというくらいに効いている。その上、私はコリアンダーがダメで(もう・・・)ベトナムもダメなのだ。