私のつれ合いはなんと4月1日生まれである。初めて聴いた時は嘘だと思った。なにしろエイプリル・フールの日だ。あのおとっつぁんは正直者だったから届けるのにこの日がどういう日なのかなんて考えずに出生届を出したに違いない。
で、この日に生まれた人は遅生まれじゃなくて早生まれである。だから小学校の時はいつまで経ってもクラスで一番小さかったのだそうだ。いや、それはおかしいだろう。私は10月の生まれなのにいつでも一番前か、前から数人の中に入っていたぞ。
そんな話を聞いていたから4月2日から遅生まれってことで次の年に学校に入るんだと思っていた。ところが昨日お会いした人は4月2日生まれで、「あ、それじゃ遅生まれですね？」といったら、「いや、それがそうでなくてですね、僕らの方では入学式が毎年4月6日と決まっていましてね、その前に生まれた子はどっちを選択しても良い、ということになっていたんですよ」と仰るのだ。そんなことが本当にあったのか、その方が誤解しておられるか知らないけれど、そんな融通の利く社会が良いと思うなぁ。
