ほぼ足りてまだ欲 その先

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歌舞伎

 また、某所から入手した歌舞伎の切符を持って今度は国立劇場に行く。「通し狂言 隅田川花御所染(すみだがわはなのごしょぞめ」というもので主役は福助。脚本は鶴屋南北だそうで、人の繋がりは大層込み入っている上に色恋沙汰やストーカーによる逆恨みなんぞも絡んで、もうぐちゃぐちゃな上に、刀で切り落とされた指は蛇になっちゃうなんてとんでもないどんでん返しが起きちゃったり、早変わりは入っている・・・なんてのに途中で気を失ったのではないかと思うほどの睡魔に襲われたりした。
 周りを見回すと、爺さん婆さんは結構寝ている。客の入りがてんで悪い上に寝られちゃったんじゃかなわない。しかも、私たちが戴くのはいつでも三階席だから、なかなか声も聴き辛くなる。お爺さんやお婆さんは耳だって悪くてきこえ辛い。そこへ持ってきて福助の声もかなり聞こえにくい。隼人も本当に頑張らないとこれじゃそっぽ向かれちゃうかも知れない。錦之助が良い。
 帰りは市ヶ谷まで行って親戚がやっているお好み焼き屋に行った。三人目の孫ができたといっていた。アメリカ人と結婚した娘に女の子が生まれたのだそうだ。