ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

課題曲

 本日は水曜日ゆえ、歌の会がある。歌の会ったってこの年齢に相応しい和歌の会だって訳じゃなくて、カルチャーセンターでジャズの曲を歌わせて貰うという集まり。
 本日の課題曲はサッチモルイ・アームストロングで超有名なる「What A Wonderful World」という曲で、木々は緑でバラは赤く、空は水色で雲は白く、虹だって何色もあってみんなそれぞれなんだよ、俺たちの時代はそうじゃなくたって、子どもたちはきっとそれを学んでずっとずっとわかり合える日にしてくれるんだろうなぁっていう歌だと私は理解している。
 私もずっとそう思っていた。私たちが年寄りと呼ばれる頃には働く人たちが搾取されるなんてことはもうすっかりなくなっていて、みんながみんなゆったりした生活を送れるようになっているはずだと。
 そんな日が来るはずだと思っていたけれど、まだ来てはいない。来るのかどうかもまだわからない。
 ふと気がついたら「日本は悪いことなんてしていない、周りにいじめられて仕方がないから戦争をした」というし、「この憲法アメリカに押しつけられて仕方がないから作ったんで自分の意思じゃない」とすっかり刷り込まれてしまっている子どもだっている。
 日本の周りには中国や韓国のようにいつ日本にせめてくるかわからない国に囲まれている。だから、国防軍をつくって守りを固めなかったら、あっと気がついたら彼らに侵略されて家族は虐殺されるといっている。家族を救わなくてどうするんだ、といっている。その二つの国に侵略していたのは誰だったのかと尋ねると、あれは侵略じゃない、韓国はロシアの脅威があったから守ってくれといっていたのだし、中国は欧米に浸食されていたから守ったという。
 それはほんとうなのか。