ほぼ足りてまだ欲 その先

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てなわけで師走に

 今週で11月が終わる。私は12月が嫌いだ。せわしない。この歳になって仕事をやっている訳でもないし、なにをやっている訳でもないから、何かに追われている訳でもないのに、なぜかせわしない。そして、のんびりいつもと同じペースで暮らしているとなんだか世の中から置いてきぼりを食っている様な気がするどころか、なんだか罪を犯している様な気がしてくるのが不思議だ。
 今年の暮れはこの国の生活状況が暗い局面にまっしぐらに落ち込んでいっているものだからよけいに居心地がよろしくない気がする。1930年代の後半に一足飛びにあっという間に飛んでしまったかのようだ。そのうちすぐにえらそうに公共の空間で通りかかりの人に説教をする様な男が現れてきそうな気がする。皇居の周辺でのジョギングが禁止されたりするんじゃないか、靖国を通りかかったら敬礼しろとかいい出しかねない。
 「そんな、まさかぁ」といっているうちにどんどんそんなことになる。そんな時が来たらみんな必ず反対するよ、といっているうちにあっという間にどこかで戦争に巻き込まれている様な気がする。ここまで60数年かけてやってきたというのに、アベシンゾーと自民党公明党であっという間にこんなことになってしまう。これは明らかに間違っている。