ほぼ足りてまだ欲 その先

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コネ

 実力がある優秀な人なのだろうけれど、この度のフジテレビの新入社員の中に安倍首相の実弟衆院議員の岸信夫氏の次男というのがいるんだそうだ。あちこちでもうたびたび書かれている話なのだそうだけれど、知らなかった。
 「笑っていいとも」にアベシンゾーが出演した。フジテレビの日枝久会長は首相動向でも知られているようにしょっちゅうアベシンゾーと飯を食っている。その上彼にはアベシンゾーが首相になってからなんと旭日大綬章なんて勲章まで貰っているんだそうだ。ニッポン放送ホリエモンの手から護ったという功績に対して授与されたというのは大嘘だろうけれど、もうほとんどそれに近い感じがする。
 日本の勲章なんてのはもうずっと昔から馬鹿馬鹿しいものではあるけれど、自党の広報機関に勲章を出すようなもので、馬鹿馬鹿しい限り。
 多分こうしたマスコミの動きの中で一番活躍しているのは某大手広告代理店に違いない。名にしろあの会社くらいコネ採用で成り立っている会社はないというのはもうずっと昔からのことで、それでこの会社は大きくなったのだから無理もない。多分、この国を根本的に改革するのだとしたら、一番改革しなくてはならないのはあの会社だろう。それなくしては何も始まらない。
 この番組改編期に当たって画面から姿を消した辛口解説者を一人ずつ取り上げていったらこの国が如何におかしい状況に直面しているのかがわかる筈だ。
 フジテレビといったら国民を脳タリンにする番組作りに非常に功績があったといって良いだろう。日枝久はそれに相応しい人生を送っているといって良い。
 あ、人のことをいっている場合じゃないか。