ほぼ足りてまだ欲 その先

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パニック映画

 多分私にとっての最初のパニック映画といったら「タワリング・インフェルノ」ではなかっただろうか。確か前にもここに書いたかと思うけれど、日本で公開されたのは多分1975年だろう。結婚して3年だから、多分清水にあったオリオン座で見たのではないかと思う。とっても長い映画だったという記憶だったのだけれど、調べてみると165分だというから2時間45分。多分今だったら途中でトイレに立つだろう。実は当時もトイレに立ったという記憶だ。帰ってきたら何人か死んでいた。
 で、この映画を見てから私はいざという時にはもうしょうがないから死んじゃうだろうなと諦めるようになった。多分それが何事につけても粘ろうとする気持ちを持ち得なかった要因じゃないだろうか。
 ナニ白子の永外交、パニック映画が流行ったけれど、みんな出てくる人で生き残った人たちは、よじ登り、飛びつき、しがみつき、自分の身体を持ち上げと体力と決断力があって初めて生き残るのであって、私のようなぶよぶよな奴ではとても生き残れない、ということメッセージを発信し続けていたのだ。
 いざとなったら諦める覚悟だ。