ほぼ足りてまだ欲 その先

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あきれた

 山口県知事選挙の投票率はわずかに38.82%だったそうだ。有権者の3人に一人しか投票していない。残りの二人は知らん顔だったわけだ。先日の東京都知事選挙でも投票した有権者は半分にも達していない。
 これはいうまでもなく日本人が如何に民主国家の運営ということそのものをわかっていないことの証明だ。
 これではわが国の老齢年金保険と同様、どう考えても成り立っているとは思えない。国民の総意を表した結果になっているとはいえない。国民の〈一部〉の意向を表しているということでしかない。
 こんな状況を本気になって打開しようとする国会議員はひとりとしていないのだろうか。これはもう政治の怠慢以外の何者でもない。しかも意図した怠慢なんだから余計に始末が悪い。国会を牛耳っている自民・公明が今の選挙制度を改善して有権者の殆どが投票にいったら自分たちの立場が危ういと思っている、いや、思い込んでいるのが原因なんだろうけれど、彼らはこのたった一点を持ってしても、まさにこの国を間違った方向に持って行っていることは間違いがない。
 自由民主党という下らん盗賊集団はまだその意図が見えているけれど、もっと怪しからんのは公明党という集団で、彼らは宗教団体が支える政治結社でありながら、いやだからこそ、集団の保身を図ること以外の何者でもないのがまさに犯罪的だといえる。
 今朝の予算委員会で質問に立った公明党の議員の質問の仕方を衆議院TVで見ると良い。まるで腫れ物にでも触るような質問で、しきりに「恐縮」しちゃうのだ。国民をバカにするな。