練馬区の区長選と区議補選があった。投票率は31.94%であった。日本の有権者は「選挙」の意味をもう考えることもしなくなった。軒並みこんな程度の投票率である。この国の仕組みを揺るがせっぱなしにしているのは誰か。自民党と公明党である。なぜか。その方が彼等にとって有利だからだ。選挙権を行使して投票をするということは、民主主義国家としては最低限の参加要件であるし、最高の意見の表明行為である。それを放棄し、放棄させようとする。もはや崩壊している。なにしろ憲法という根幹を形作るルールも守らない。そういう連中のなすがままにしていることに、気づこうとすらしない。もはや最低である。