ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

理由

 ようやくネット上でのキャンペーンが効いたのか、とりあえず今国会での検察庁法の改変は諦めたらしい。しかし、廃案になったわけじゃないから、いつどんな手を使ってやってくるか、まだわからない。それにしてもこういう搦め手というか、重箱の隅を突っついてみたら、ポロッと出てきたような、からくりを良くもまぁ思いつくもんだと感心する。ところがCOVID-19に際して思いつく国民への支援については、全くろくな手立てを、それもわざと思いつかないようにしているらしい。一律10万円だって、まだいつ国民に返却するのか、先が見えていない。いやいや、あのマスクだって未だに配布が終わっちゃいない。どんな毎日を送ったら、まるで集合住宅の管理組合みたいに、実行に時間をかけられるんだろうかと、不思議だよ。
 シングル親に対する支援のための申請書を出すに当たって読む必要のある書類、というのが10数ページもあると、泣いているシングル母親がいる。自営業者への支援申請をするのがむちゃくちゃ難しくて、社会なんとか士の手を煩わせないとできないんだけれど、それだと手数料が1-2割りとられちゃうといっている人がいる。
 かたや、あのバカ大統領の米国ですら、ひとり1,200ドルの支援がそろそろ二回目が実施されるという。この差はいったい何だろうか。その理由が良くわからない。
 「こんな政権を選んだのは誰かといったら、お前たちだろ!」という声がある。正にその通りだ。しかし、選んでない人が有権者の半分もいる。投票しに行かない。知らん顔している。そういう連中には10万円配るな!というバカなことはいわないけれど、無責任に過ぎる。どうしていかないのか。選挙権があるところにいないので、投票券が届かない。行きたくても、身体に支障があってたどり着けない・・一定程度は考えられる。しかし多分一番多いのは面倒くさい・・。そう考えると、10万円返してもらうのはどうかと思うでしょ?だってやることやらないんだから。仕事の関係から投票時間中に行かれない・・・雇用者に問題があるよなぁ。じゃ、期日前投票に行けよ、ということになるけれど、それだって時間制限があるし、期日前投票分について公正に処理されているのかどうかについて疑義が生じ始めている。いや、そんなことをいったら、自動投票判別システムとかいう「ムサシ」なるものそのものに対する疑義もある。
 そうしたアンフェアとおぼしき疑義をただす意味でも、投票率を上げなくてはならない。そのためには、豪州等が導入しているように、棄権罰金制を導入しなくちゃならないと思う。有権者の意識がこんなに低いんだから、投票に関しては自由もへったくれも論議できる場合じゃない。悔しかったら投票しろよ、ということだと。
 
 それにしても、これほど不正義のためにエネルギーを駆使する政権は初めてだ。小泉も相当ひどかったけれど。