何年か前にニュージーランドのオークランドである日本人青年が死んだ。死んだ場所が、ある日系の団体の施設だった。それが「某アカデミー」という名前の団体で、アカデミーといいながら別にアカデミカルな施設ではなくて、日本人の学校に行かれなくなった子どもたちを預かって日常から切り離した環境でリラックスさせて人生への考えを再構築するような場だったらしい。
かれらはそこを住拠点として、現地の学校にいったり、その団体が経営しているお好み焼き屋で働いていたらしい。だから、なにも紛らわしい「アカデミー」なんていう名前を絡ませなければ良かったのに、青年に対する集団殺人疑惑と共に未認可教育施設としての疑惑を取り上げられた。裁判にまでなったのだけれど、日本ではその後、何も触れられていない。
この団体は今ではどうやら名前は変わっているようだけれど、まだ同じような事業を継続しているらしい。
なんで、こんな事を書いているのかというと、当時、私がこの事件をここに書いたものだから、今でもその団体のキーワードで私のブログを引用する人が思い出したようにやってくる。それで余計にこの団体がまだかつての事件を気にしているのがわかる。
