本

白洲次郎の嘘 日本の属国化を背負った「売国者ジョン」

　昨年の11月に出た本だそうだ。これまではみんな白洲をヨイショする本ばかりで、青柳恵介の文庫を読んで以降そんなものしか出ない。だから、あの本以降は彼に関する本は全く読んでいない。白洲についてはヨイショ・エピソードはたくさん聞くのだけれど、その反対のエピソードも聞くことがあって、しかし、その辺は書かれているのを見たことがなかった。
　どんなことが書かれているのか知らずに買った。ほんのちょっと読んだだけだけれど概ね私の期待にこたえていそうだけれど、あんまり良い編集者がついていたとは思えない。
（追記）
　白洲が本当はジューイッシュじゃないのかという推測はすごいな。

BRUTUS (ブルータス) 2014年 3/15号 [雑誌]

　表紙の絵が山口晃だし、ラジオの話だし、昨日TBSで荻上チキも触れていたので、購入。あんまり面白くない。というのはここで書かれている昔の深夜ラジオは若い人には過去の話かも知れないけれど、私にとっては同時代だものだから食い足りない。それはしょうがない。爺さんでこの本を買う人がいるとは思っていないのだから。乾信夫や、「昨日の続き」は出てこないからなぁ。

週刊 金曜日 2014年 3/7号 [雑誌]