本

atプラス22

　しばらくこの雑誌からは遠ざかっているんだけれど、昨日新宿のブックファーストでこれを見てびっくりしたんだ。それは何かというと、表紙の質感、デザインが全然違っている。1,800円の雑誌にはなかなか手が出なかったんだけれど、筆者もひと頃と随分違っているんで、迷ったなぁ。

TRUE PORTLAND the unofficial guide for creative people 創造都市ポートランドガイド

　別段興味はなかったんだけれど、そういえば友達が「今行くんだったらポートランドかなぁ」といっていたことを思いだしたんだ。で、この本の帯に「ポートランドの真実を探る」と書いてあったんだね。お、これならなんで彼がそういったのかがわかるかもしれないと思ったのだよ。しかしねぇ、この本、写真がたくさんでていて、面白いんだけれど、どんなスタンスで「真実」を書いているのかが良くわからないんだよ。
　「クリエイティブ」っていっちゃえば、もうその筋では納得で、あぁ、そういうこと！なのかもしれないが、どうも書いてる方、出してる人の自己満足になってないかなぁ。わからない人はわからなくて良いんだよ、といっちゃっているような。
　本当に知りたいのは、なんでポートランドの評判が良いのか、どこの地域だったら外国人にとって、治安を気にしないで楽しめるのか、という具体的なことをだったりするんだよね。その観点からいえば、「るるぶ」的な本は全く信用できないじゃない？どこもかしこも「行ってみよぉ〜」みたいに書いているし。