ほぼ足りてまだ欲 その先

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移民

 日本政府は「労働力」として外国人を入れようとしていますよね。例の在留資格としての介護だとか、実習・研修としての導入とか。
 「労働力」として導入する今の日本の受け入れ状況は万全のものですか、総理大臣にお伺いしたいのですが。今の「実習・研修制度」は万全ですか?受け入れ施設の問題だけを問うているわけではありません。社会全般の受け入れ状況が万全ですか?と聞いています。
 働いている人たちから聞こえてくる声は、賃金が安い、ということが多くを占めていますよ。ということは「万全」からはほど遠いといえるでしょう。「いやいや、なにいっちゃってんだよ、実習・研修なんだよ?未熟練の外国人に仕事を教えてやろうってんだよ?それでなんで安くちゃダメなんだよ!?」という声が聞こえて参りますよ。
 それこそ「なにいっちゃってんだよ!」でございますよ。日本の「介護の技術」は他国にとって「実習・研修」して覚えるほどのものでございましょうかねぇ?それは詐欺のようなものでございますよ。
 こんなことをして国際的に信義にもとると思いませんか?明らかに労働の搾取でございますよ。揉めますよ!いや、もうずっと前から揉めていますよ。抑圧された移民はどんな立場に立たされるとお思いか?それも平気で国際的詐欺に手を染めるのか?いや、もうすでに染めているわけだけれど。
 正直に、誠実に制度造りをしなくては、あとからほぞをかむことになってしまう。その時に不正直、不誠実の総理大臣はもうこの世にいないから、かまやしないというのですか?無責任極まりないのだよ。
 移民をまともに「人間の移動」として捉えない限り、不満を蓄え続ける人々を生み出す結果となるだけですからね。そしてそれがなにをもたらすのか、今度こそ安倍晋三総理大臣はわかったでしょうかねぇ。わからねぇんだろうなぁ。金の亡者には。