ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

すれちがう

 人は傷つけたときはたいして何も感じることがなく、傷つけられた時はとても大きく感じる。それを傷ついたと主張した時に傷つけた側にその認識がない場合は多々あって、「誰もそんなつもりはなかったのだ」と主張されればそれで終わってしまう。そして傷ついた側が一生懸命、それをなかったこととして済ませようとすれば、それで世の中は無事に収まったように見える。しかし、実はその傷は癒されているどころか、奥にしまわれたままいつまでもくすぶる。それはなかなか消えない。いつか再燃することになる。それが本人にとってトラウマの形で一気に噴出することがある。それでも傷つけた方は何もわからない。それを主張すると、「あらぬ嫌疑をかける」といわれてしまう。
 これは一個人レベルでも、国家レベルでも、全く同じだ。