ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩

 昨日のiPod事件が未だに尾を引いているのですが、イヤ待てよ、本当にiPodがなくて良いのか?と自問自答しているうちに、や、やっぱり持っていた方が良いなと思い直して、銀座のアップルストアーに行った。一階の店員のひとりにこうこうこうなんだと説明してそのまま入手できれば良いけれど、と思って行ったら案の定また四階のジーニアスに行かなきゃダメだという。あそこは予約をしていないといけないというのを知っているから、面倒くさくて、また予約して出直そうと出てきちゃった。
 そのままビックカメラに行って眼鏡を買おうと思ったのだけれど、2-3万円もして高いからこれもまた他の眼鏡専門店にしようと諦めた。諦めてばっかりだ。
 その頃にはもうお昼時間を超えていたが、昨日三州屋銀座一丁目店で海鮮丼を食べてしまったので、今日は贅沢は出来ないと、そうだ、よもだそば日本橋店に行ってゴボウ天うどんを食べようと歩き出す。
 すると八重洲フジヤホテルが囲われて解体工事になっている。この辺はこれまでの街をほとんどすべて壊してしまって再開発をしている。なんとも勿体ない限りだといいたくなりそうだ。日本の都会は壊してばかりだ。
 八重洲のブックセンター前に通りかかったので、文庫本売り場にあがった。多分ここならあるんじゃないかと。

空へ―「悪夢のエヴェレスト」1996年5月10日 (ヤマケイ文庫)

空へ―「悪夢のエヴェレスト」1996年5月10日 (ヤマケイ文庫)

 お〜!さすがにここにはあったぞ!1996年5月10日のエヴェレストの悪夢の一日といわれる事故についてのJon Krakauerの著作。クラカワーは私が感動した「荒野へ Into The Wild」の著者。本書翻訳版は1997年に出版され、2000年に文春文庫化されたもの。山系文庫は2013年。この事件が今上映中の映画「エベレスト」。
 期待通り、よもだそばのゴボウ天うどんは今日も美味しかった。とても幸せだった。このうどんが美味しいといえる季節になったということだ。このあたりは食い物屋の激戦区で立ち食いそばは数件あるし、居酒屋という居酒屋はみんなランチを営業しているし、選択肢はたくさんあるというのに、私はこのあたりではこの立ち食い蕎麦屋しか入ったことがないという臆病者である。
 日本橋に来たので、東西線をひとつ乗り、茅場町から日比谷線に乗って、仲御徒町で降りて「民華」がどうなったのか、見に行った。
 火事とは聞いているがたいしたことがなければと思ったのだけれど、かすかな望みは全くなく、なんと全くの丸焼けだった。ものの見事に屋根まで丸ごと焼け落ちていた。復活することが出来るのだろうか。こんなことなら、食べにいっておけば良かった。向かいの千円床屋にはいっていたのだから。
 春日通りに出たら、ローソンがあったはずで、仲間の一人が担当したという三種類のケーキがあるといっていたので、そこまで行ってひとつずつ買ってきた。
 12,640歩