ほぼ足りてまだ欲 その先

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NHK 「BS世界のドキュメンタリー選「シェールガス開発がもたらすもの」

昨日の夜のテレビ放送です。原題:UNEARTHED、制作:Stage 5 Films/Zootie Studios (南アフリカ 2014年)

シェールガス開発が進む南アフリカ。より環境への負担が少ないとされるが、疑問を持ったディレクターがアメリカの採掘現場へ飛ぶ。その取材からは厳しい現実が見えてくる。
南アフリカの南部ではシェールガス開発が計画され、住民は経済発展と雇用創出に期待を寄せている。しかし地元で育ったディレクターのミナーは、シェールガス採掘で被害を受けたというアメリカ人とのネットでのやりとりをきっかけに、環境への影響を危惧するようになる。開発は南アフリカの自然と人々の暮らしに何をもたらすのか。真実を確かめるため、“シェールガス革命”に沸くアメリカへ向かう。彼女が目の当たりにしたのは…。(NHKの番組ホームページ解説)

4回目の放送です。
「水圧破砕・ハイドロ・フラッキング」でガス回収を図ると地中のメタンが水脈に混入するだけでなくて、放り込む化学製剤や砂が地中のものと化学反応を起こして、人体に作用しているという公害を引き起こしている。
マット・デイモンの映画「Promised Land」でも描かれた問題。
 その前に2010年にアメリカでは「GasLand」というタイトルのドキュメント映画が作成されていて、これをMXテレビのかつての番組「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」で取り上げられたことがある。驚くことにこのドキュメントは日本では公開されていない。日本ではほとんどこの問題は語られていないのは日本でガス開発が知られていないからだろうか。