先日終わったばかりの2014年第87回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門は「Citizenfour」というエドワード・スノウドンの話だった。この映画が日本で公開されるのかどうか、私は知らないけれど、安倍晋三に怯えている日本の社会がアメリカに遠慮して未公開のままに終わらせたら、実に笑えるなぁと思っていた。
そんな中、WOWOWで2011年封切り映画の第84回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門を獲得した「Undefeated」という映画を放送していた。テネシー州メンフィスにあるマナサス高校のフットボール・ティームにヘッド・コーチとして就任したビル・コートニーとチームのドキュメント。これが実に泣かせるんだなぁ。最後はとうとう弱小チームがプレイオフにまで進出するが、最初のTDでのトライ・フォー・ポイントを失敗して、最後までこの1点がたたって敗れてしまう。それでも、コーチと選手たちはハグして離れない。とにかくアメリカならではのフットボールの物語。やっぱりこれも日本では公開されなかった。しかし、AmazonやiTunes、YouTubeでもレンタルすることができる。YouTube, Amazonではレンタル300円。一体日本の映画会社はなにを配給してくれてんの?