ほぼ足りてまだ欲 その先

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嘘をついたのは誰か

 北海道立高校の授業中、教員が安倍政権を批判する内容の板書をしたとして、道教育委員会が8月、この高校に対して授業内容の改善を求める指導をしていたことが29日、分かった。道教委は「政治的中立性を疑わせる点がいくつかあった」としている。
 道教委によると、教員は6月上旬、公民科の授業で、生徒が消費税増税の再延期について試験で自分の考えを答えたところ「アベはウソをついた」と黒板に書き、授業後も放置した。
 この教員は以前も、自分が参加した集団的自衛権に対する抗議デモのビデオを授業の教材として使ったという。
 道教委は板書内容などが「政治的に偏っているという印象を与える」と判断。同校の校長に対して、授業内容を改善し、保護者に説明するよう指導した。高校は8月、保護者に経緯を説明する文書を配布した。(産経ニュース2016.9.29 12:14)

 政治的に偏っているのは誰かといったら北海道教育委員会そのものですな。なぜって確かに安倍晋三は余程のことが無い限り増税するといったけれど、延期したわけで、余程のことが起きたと言い張ってみたけれど、世界からはまったく相手にされなかったわけですから、彼が嘘をついたことは明らかですよね。ま、彼の嘘はそれに限らず、TPPは反対だというポスターを貼りまくった過去があるにもかかわらず、国会で、そんなこといったこともないと言い張りました。そんなことは国民はみんな知っています。だからこれは北海道教育委員会が間違い。ただし、そんな嘘つきを選挙で勝たしているのはこの国の有権者ですから、それとこれは別のものです。しかし、私の考えでは嘘つきを一国の首相にしてしまった有権者が愚かだ、といわざるを得ません。
 集団自衛権についてもあの強行採決は委員長の声がまったく記録されていなかったにもかかわらず、今度は国会の議事録を改ざんしてしまったのですから、抗議が国民の中から出てくるのが当然で、それを偏っているといっている北海道教育委員会が間違っています。それでも、なおかつ彼らを政権につかせているのはこの国の有権者ですから、その事実は変えられません。
 産経は愚を晒してしまいましたね。