ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

鶴保庸介・沖縄北方相

沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド建設現場で、抗議活動中の市民に機動隊員が「ぼけ、土人が」と叫んだことについて)これを人権問題だととらえるのは、言われた側の感情にやはり主軸を置くべきなんだと思います。従いまして、県民の感情を傷つけたという事実があるならば、これはしっかり襟を正していかないといけないと考えています。
 ことさらに、我々が「これが人権問題だ」というふうに考えるのではなくて、これが果たして県民感情を損ねているかどうかについて、しっかり虚心坦懐(きょしんたんかい)に、つぶさに見ていかないといけないのではないか。我々が考えねばならないのは、発言をされた対象者の気分を害していますよ、と肩をたたいて言ってあげることが一番必要なのではないか。
 (「県民感情が損ねられているかどうかについて、まだ判断できないのか」との質問に)私は今のこのタイミングで、「これは間違っていますよ」とか言う立場にもありませんし。また、正しいですよということでもありません。自由にどうぞというわけにもいきません。従って今のご質問で、私が答えられるとするならば、これはつぶさに見ていかざるを得ない。(閣議後の記者会見で)(朝日新聞2016年10月21日12時41分)

 思わず耳を疑いました。まず、県民の感情を傷つけたという事実が「あるならば」これはしっかり襟を正していかないといけない、といった部分。鶴保はあるとは思っていないということだ。
 次に、「これは間違っていますよ」とか言う立場にもありませんし。また、正しいですよということでもありません。という部分。沖縄の県民がどこにいても、それが誰であったとしても、その人に対して「土人が!」という言葉を投げつけることが「間違っているのか、正しいのか」の判断ができない奴が国会議員でございます、大臣でございます、といっているのだ。その辺のごろつきじゃないんだから、その判断もつかないんじゃ、まったく失格。議員辞職せよ。