キリスト教というのは元はといえばユダヤ教の一派ですよね。そしてイスラム教も同じようにユダヤ教の一派だったわけです。つまりユダヤ教もキリスト教もイスラム教も同じところから出発しています。だから、聖地争いになってしまうわけですが、どうも、この辺のことが東アジアではあんまり理解されていないのかも知れないですねぇ。
キリストは最初はユダヤの地から出るつもりはなかったらしい。しかし、それで良いの？異邦人の地にも伝えなくて良いの？という具合になってきた。で、異境の地にも行ったんだけれど、そんな地にもその噂を聞いて知っていた人がいたわけです。で、ユダヤの民ではないけれど、娘に取り憑いてしまった悪霊を取り除いて下さいよ、と懇願した女性がいて、最初その気がなかったキリストはそれに気づいて、叶えてあげたと、マタイが福音書の15・21-28に書いてある。
で、牧師がいうには、悪霊を取り除いただけでは問題は解決していない。悪霊が取り憑いた理由はいったい何だったんだろうか。それが解明されて解決されなかったら、またぞろ悪霊は来るぞと。
学校へ行かれなくなった子どもがたくさんいる。学校へ戻れたら、それで良いのか。学校へ行かれなくなった理由はいったい何だろうか。こんなにたくさんの子ども達が（12万人ともいわれている）学校に行かれなくなってしまうこの社会の根源はいったい何だろうか。年間の自殺者が3万人を下回ったらそれで解決なのか？それでもまだ2万人を超えている。生きる希望、楽しみ、張り合い、はいったいどうしたら取り返すことができるのだろうか。
油断しているうちにどんどん太ってきちゃって、ふと気がついたら、来月の若い友人の結婚パーティーに着ていけるものがない。ジーパンに開襟シャツでも良いかと思ったんだけれど、多分ご両親が来るかも知れないし、そんな時にこんな歳をした爺さんがそれじゃ友人の面子にも関わるかも知れないと思ったので、スーツを買いに行った。裾上げに700円も取られるのにびっくりしたんだが、スーツを買ったなんて、もう20年ぶりくらいかも知れないなぁ。どうやったら痩せるんだろう。見当がつかない。
7,897歩
