ほぼ足りてまだ欲 その先

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二の酉

f:id:nsw2072:20181113163150j:plain:w360:left 今日はお酉様ですねぇ。今年は三の酉まであります。
日頃はお酉様も、全く人が通らないくらいで、静かなものなのですが、こういう日になると、あたかも、突然どこかにタンスポートされちゃったんじゃないかとびっくりしてしまいます。浅草の名物店もあれもこれも、近所の建物を借りて売店を出しています。それだけじゃなくて、近所の商売屋さんも日頃はシャッターを下ろして卸し商売だけやっているなんてお店も、この日は店を開けて、一気にバーゲンをやっています。つまり、それくらい人がやってくるということですね。
 もちろんテキ屋商売もずらっとテントを並べています。近頃は滅多にそういう店が出ているようなところへ行きませんが、たまに行ってみると、びっくりするような商品を売ってますよね。今日初めて見たのは「鶏皮餃子」ってやつかな。名前見ただけじゃ気持ち悪いっすよ。
 半世紀ほど昔の想い出はもっと寒かった記憶があるので、あの時は多分三の酉だったのでしょうねぇ。夜だった記憶なんですが、地元民のつれあい(あの時はまだ入籍前だったでしょうか)に「財布の入ったポケットに手を突っ込んでおきな」といわれながら長い列の後ろについてズルズルと境内に入っていった記憶があります。入り口でお祓いをしているふたりがいたのも全く記憶にありませんけれど、社務所で一番小さな熊手を戴いて帰った記憶があります。あの頃は人混みもそれほどイヤじゃなかったなぁ。今はもうとてもじゃないけれど、こんな人混みの中に埋没する気力がありません。
f:id:nsw2072:20181113163307j:plain:w360:right 昨日、隣町で強盗未遂事件があったんだそうです。某貴金属店の社員が4000万円を銀行から降ろしてきたら店の前で襲われ、社員が騒いだので逃げた、というものでした。なんでそんな金額を知っているのかといったら、テレビのニュースでやっていたからです。で、なんで隣町だとわかったかというと、ビルに見覚えがあったからです。いや、正確に言うと、隣の魚屋さんに見覚えがありました。そのビルに貴金属店が入っているとは知りませんでした。その建物はかなり変わった構造をしていて、店舗が二階にあたり、正面中央から階段で上がるというものなので、使いにくいのか、記憶にある限りでももう4-5代は店が入れ替わっているというものです。
 日頃は静かなところだから、やれる!と思っていたわけでしょうが、騒いだら静かだから余計に目立つということなんですね。