ほぼ足りてまだ欲 その先

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自然

 自然は何よりもその力を行使する。近辺にどんな事情があろうと、どんな状況があろうとそんなことにはなんの関係もなく、自然の摂理は毅然として作用する。人間がどんなに驕った思想を持とうが、どんなに努力をしようが、策をめぐらそうが、そんなことは木っ端の火だ。圧倒的な力を自然がナチュラルな物理を行使して微弱なだったり、圧倒的なだったりするその力を行使する。
 あれよ、あれよと見ているしか方法はない。その力から逃げるしかない。
 人間の力は全く大したことがない。人間は大変に愚かだから、どんなことでもコントロールできると思っている。自然は正直だから、正直にその結果を表出する。人間はバカだから、自然を騙すことができると思っている。人間の原罪というものは、その人間がバカだ、ということに尽きる。しかも、それに気がつかない。人間は人間を騙すことができるように、自然も騙すことができると思っている。