ほぼ足りてまだ欲 その先

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中国

 誰が何といおうと、どんなにケチをつけようと、これから先、経済力でとにかく世界をリードするのは中国に相違ない。何しろ市場がでかくて、まだまだ市場が煮詰まるには時間がかかり、その間どんなに金が動くか、見当がつかない。そして、それだけの金を振り回すわけだから、軍事力も、節操なく増やしていくに相違ない。誰もそれを止められない。どんどん中国がその気になって、あのスポークスマンの木で鼻を括ったような、上から目線そのものの発言、行動を繰り返すことになるだろう。何しろこれまでの取り返しをどこまでもやってやるぞと思っているからね。
 翻って、われらが日本はどうかといえば、これからどんどん市場が縮小し、経済力はどんどん小さくなり、口のひん曲がった財務大臣が意地を張ったとしても、そればっかりはしょうがない。それを表面面でもそうは見えないようにしようとするために、よりによって株式市場という博打に国民の年金積立金をつぎ込んでいるわけで、これは取り返しがつかないことになり、それでなくても足りなくなりそうな年金を、どうせならどこまでも、ってんでつぎ込んでしまっている。これは本当に取り返しがつかない。何しろ、市場が小さくなっていることを認めたら、巣ごもり作戦で行くしかないのに、彼らはこの局面だけをそうでなく見えてしまえば、それで良いというやり方をとっているのだから。
 中国は20-30年後、G7各国が疲弊しているところにとんでもない力を見せつけていることになるだろう。
 多分これから先、中国は日本に対して、人間でいえば喝上げに属するようなことをしてくるだろう。それでも、日本は怖くなって言いなりになることが起きるだろう。
 中国が共産党一党独裁である限り、この動きは強まる。果たして中国国民が共産党一党独裁の圧政をはねのけることができるだろうか。