日本の共産党もほとんど共産思想を持って活動しているという点では疑われてしかるべきで、何かというと過去について言及して共産党の活動を批判されるわけだけれど、中国の共産党は、事ここにいたってはもはや弱肉強食、自由市場主義、権力握ったものによる専横政治体制というべきであって、これがコミュニズムという思想からは全く逸脱したものであることは明らかだ。
何しろ判明した賄賂事件をちょろっと垣間見ただけでも、その金額が奥のケタを外れていたりすると聞くと、人間というものはどこまでも欲を拡大していくことができるのだなぁと呆れる。
彼らは今回の香港における学生のうざったい動きを強引に封殺したことによって、香港を完全に制圧することに成功した。これで、優秀な学生は香港から他国、つまり自由主義国家といわれるところへ脱出するだろう。そうすれば香港に残るのは従順、あるいは従順を装うことしかできない若者たちになるわけで、あとは楽に既得権益掌握層によってわけることができる。
そういう日本も今回の選挙によって、これまでの自民党政権(公明党はとても政権を担当していると表現することはできない。単なる金魚のうんこだからだ。)の中で最も民主主義的に稚拙な政権が継続されることになり、若者たちは戦争に狩り出されることになるからだ。
香港では若者たちが闘って敗れた。