技能実習生として来日した中国人の男女10人が中部空港(愛知県常滑市)で入国を認められず、帰国していたことが18日、分かった。静岡県吉田町の監理団体が中国側の送り出し機関と契約を締結していたが、実習生の失踪が相次いだため受け入れ停止を通告、実習生には伝えられていなかったとみられる。
監理団体の河守俊行理事長によると、団体は昨年7月から、この送り出し機関からの受け入れを開始した。しかし失踪が相次いだため、同11月に受け入れの停止を通告した。
12月には外国人技能実習機構に受け入れを取り下げる旨の文書を提出するとともに、入管当局にも同様の連絡をした。(共同通信2019/1/18 21:12)
この記事には、一旦来日したとされている10人の中国人技能実習生が追い返されたのがいつのことなのか、ということが書かれていない。多分この10人は送り出し機関に金を既に支払っているということだろう。それは借金をして払ったんだろうというのが技能実習生の通常のことだ。
この記事からは、その送り出し機関を通してやってくる実習生の多くが失踪してしまえば稼げる、ということを前提にしてやってきているようだから、そことの間の契約を解消したんだということのように読め、悪いのはその送り出し機関だ、というように読める。
しかし12月のいつに受け入れないぞと宣言をし、やってきたのがいつのことなのかが書かれていない。記事として不完全である。