ほぼ足りてまだ欲 その先

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橋本治

f:id:nsw2072:20190207025019j:plain:w360:left 先月の終わりに、橋本治が死んだ。都立豊玉高校から東大文学部。「背中のイチョウが泣いている」のポスターで有名だったそうだ。それは知らなかったけれど、名前だけは知っている。何しろ小説を読まないから「桃尻娘」という小説で世に出たといわれても、あぁそうですかでしかない。彼は早生まれだから学年は一緒だろう。糸井重里も1948年生まれだけれど、彼は遅生まれ。
 蓄膿症かと思って病院に行ったら上顎洞がんと診断されて、16時間の手術を受けたのだと内田樹が書いている。そんな癌もあるのかと驚いた。どこでも癌になっちまうんだなぁと。
 本屋に行くと早速「追悼・橋本治」と書かれたポップが立っていて何冊かの彼の著作が並んでいたけれど、どれもこれも知らないものばかりだった。
 そういえばと書棚を見たら、新潮社が出していたことがある季刊「考える人」という雑誌の創刊二号が「橋本治と考える 女ってなんだ」という特集をしていて17-8頁を割いている。
 じゃ、ちょっと読んでみるか。