「白須賀貴樹氏(衆院千葉13区、三期)が、昨年10月の就任から今年3月末までに「在京当番」として都心で待機しなければならなかった延べ20日のうち、少なくとも13日は選挙区がある千葉県内にいて、選挙応援などしていた(2019年5月14日 東京新聞朝刊)」
地元には一時間で帰れるから、かまわないと思っていたけれど、今度からは気をつけると、5月21日の参議院文教科学委員会で山本太郎の指摘に対して回答した。
在京当番ってなんだよ、と思ったら、ちゃんと東京新聞は解説している。
<在京当番>2003年11月に閣議了解された制度。各省庁に対して、大臣が東京を離れる場合、緊急事態に備えて東京で待機する副大臣か政務官を決めておくよう求めている。「東京」の範囲は省庁により異なり、文科省は「都内に限らず、おおむね1時間以内に役所に駆け付けられる場所」としている。
5月16日に杉尾秀哉がこれで緊急に対応できるのかと聞いたが、白須賀はルールに則っているんだからおかしくはないんだと平気だ。「大手を振って在京当番をサボっているのはあなただけだ、サボりで有名だ」とまでいう。白須賀は「文科省のルールに則っている」の一点張り。
この時杉尾が白須賀の予定について紹介したという文科省に記録を出せというと文科省は既に廃棄しているものがあるので調べられないと石川官房長が説明する。また出た「廃棄」! もはやこの内閣の各行政機関は嘘つけば良いんだということになってしまっている。(こちらでやりとりを見ることができる。国民を舐めきっている霞ヶ関と永田町が浮き彫りになっている。
「魔の三回生」のひとりとして「しょうがねぇ野郎」なんだよね。辞めてくれ、こんな奴。
この白須賀は今年1月12日、選挙区がある千葉県で、自らを乗せた車を運転していた40代の秘書が接触事故を起こし、そのまま走り去っていたと週刊文春に書かれ、「車中で睡眠中だったとして、接触に気がつかなかった」ととぼけ、「車を工場に修理に出したが、2月末、松戸警察署が工場に問い合わせるなど調べを進めていることに秘書が気づき、同署に連絡、事情聴取を受けた」と新聞が報じている。
親方が親方だから、こんなすっとぼけなんぞなんちゅうこともない、と思っていることが良くわかる。本当に自民党員は傲慢、且つ、犯罪的である。ずるっこいことを平気でする。
私たちはこんな連中を支持しているらしい。私はいやだ。