あの映画以来、ますますフレディ・マーキュリーのQUEENの話題は尽きることがないらしくて、今朝方はWOWOWかどこかのチャンネルで彼らのドキュメント番組を日本連続して放送していたんだよね。実をいうと、彼らがブレイクしたのは1970年代に入ってからのことで、この時期の私はと云うと、社会人になったばかりで、仕事のことやら、結婚のことやら、職場で作ったブラスバンドのことやらで手一杯だったこともあるけれど、音楽的には土田舎にいたものだから、全く興味を持つチャンスがなかったから、語られる内容が知らなかったことばかりで、思わず見入ってしまったのだった。
1960年代末期から1970年にかけてThe Beatlesからアメリカの重たいロックやシカゴブルースに浸っていたものだから、そのままQUEENに移行しても良さそうなものだけれど、そうならなかったのはやっぱり環境のなせるわざということだろう。しかし、今からじっくり見ても、どうしてもフレディー・マーキュリーが大袈裟すぎて好きになれない。多分そうなんだろうけれど、日本人はブライアン・メイの方が好きなんじゃないのか。
フレディ・マーキュリーが大絶賛し、終いには1987年に共演してしまったスペイン人のソプラノ、モンセラート・カバリエとの話はこのドキュメントを見るまで知らなかったので、見入ってしまったが、クラッシック界からは大顰蹙だったというのは良くわかる。モンセラート・カバリエは2018年に85歳で他界している。
Freddie Mercury & Montserrat Caballé - Barcelona (Original David Mallet Video 1987 Remastered)