Ruth Bader Ginsburgは87歳になったばかりの米国連邦最高裁判所の判事である。この歳で現役だ。ブルックリン生まれのユダヤ人で、コーネル、ハーバード、コロンビア大のロースクールで学んだ。1993年にクリントン大統領によって最高裁判事に指名され、公聴会を経て、反対者わずかに3名で最高裁判事になった。従って当然民主党支持というか、女性の地位向上、平等化運動という点では非常に明確な立場に立つ。非常に有名なケースではVirginia Military Institute (VMI) が女生徒に門戸を閉ざしていたことが違憲になるという判決事例がある。
たまたま朝6時に朝食をとっているところでWOWOWが放送していたドキュメント映画。米国では2018年に最も売れたインディペンデント映画の1つであるとウィキペディアがいっている。日本では2019年5月に公開された様だけれど、全く知らなかった。多分日本ではこの種の映画はヒットしない。なぜか。誰も彼女のことを知らないからだ。彼女のことを知ると、Bernie Sandersなんて、まだまだ若手である。私はJoseph Robinette "Joe" Biden, Jr.なんかで中途半端な戦いをしていくのではなくて、あのばかったれトランプに対抗するためにもBernie Sandersで頑張って欲しいと願っているんだけれどねぇ。
彼女はいったいいくつまでやっていくんだろうか。
一番気に入ったスローガン : CAN'T SPELL TRUTH WITHOUT RUTH
かっこいい！
残念ながら彼女に関する日本語の書籍はほとんど刊行されていない。
