ほぼ足りてまだ欲 その先

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その昔

f:id:nsw2072:20200522095948j:plain:w360:left 浅草もCOVID-19のおかげですっかり静かな、昔の街に戻っておりますが、今度の解除騒ぎでどんなことになるんでしょうか。
 昨夜からまた春風亭一之輔のネット落語10日間が始まりました。枕で彼が高校生の頃、学校サボって浅草演芸ホールに来た頃は(彼は春日部高校から日芸)浅草はガラガラだったと。弟子入りしてからでも夜の部がはねると、六区の通りは人通りもなかったと。
 仰る通りなんで、ついこの前までは、新仲見世も普通に乗ったまんまの自転車が通り過ぎて「危ねぇな!」といったりしていた。他からタクシーに乗って浅草に乗り入れると、「浅草もあっという間に人がいなくなっちまうんだよなぁ」と愚痴られて、あんまり良い顔をされなかった。それが外国人観光客がどぉぉぉぉっと流れ込んできて、一気に世の中が変わった!と思ったら、どぉぉぉぉぉと波が引いて、一気呵成に不景気の波がお客を蹴散らかしてしまいましたなぁ。
 身体がおかしくなっちまうからと、散歩に出て、これまで入ったこともない路地に一歩足を踏み入れますと、えっ!と思うような路地裏に、思いもよらないような「ホテル」の看板が掛かっていたりして、如何に雨後の筍がニョキニョキだったのか、ほとほとビックリさせられます。そういう家はみんなどうしているんだろう。テナントだったんだろうか。それとも目端の利く息子が看板かけたんだろうか。
 そうそう、1月の終わりに開店するんだと宣伝してたピザ屋はどうしているのかと思って覗きにいったら、「テイクアウトやってます」の看板が出ていた。それにしても近所には「取りに来るなら一枚分で二枚!」のピザ屋もあるんだけれどねぇ。