ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

MLB

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 労使交渉で揉めていたメジャー野球が来週開幕する。最後のオープン戦になっているんだけれど、「オープン戦」っていわないんだね。ただ「Spring Training」といっている。30球団が半分ずつフロリダとアリゾナにキャンプ地を持っていて、大谷翔平のL.A. Angelsはアリゾナのフィニックス周辺でキャンプを張っている球団とカクタス・リーグと称して練習試合をやっている。今朝はたまたま秋山翔吾のCincinnati Redsとの試合で、なんとNHK BS-2が中継をしていた。

 秋山翔吾は3年契約の3年目で、これまでの2シーズンはCOVID-19に巻き込まれたという点もあるけれど、ほとんど見るべき成績を残せていない。西武ライオンズであれだけ大活躍をしていた外野手がこの程度しか活躍できなかった、というのには充分な数の外野手がいる、ということもあるだろう。そこは契約するときに見極められなかったのだろうか。今シーズンはRedsの外野は少なくとも打撃で結果を残している二人は確定で秋山翔吾は三人目争いをしている。残りの候補二人が入れ替わったけれど、いずれにしろ席は確保されていない。この分だと来シーズンは他のチームへ行くか、日本へ帰ってくるしかない。こうして考えると、大谷翔平がどれほどすごいのかが良くわかる。なにしろ昨シーズンはリーグのMVPだったわけだからもちろんなんだけれど、今朝の第一打席の三塁打は、解説の武田一浩によればちょっとつまっているというのに、ほぼ直接外野の壁にぶつからんとする二塁打で、Redsの外野手がもたもたする間に三塁を陥れるというわけで、格が全然違っている。秋山翔吾の第一打席は左投手のスライダーを左打席からレフトのライン際に流し打つという巧さだったけれど、迫力が全然違う。大谷翔平の今シーズンを考えると、ワクワクして寝ていられない。といいながら、第二打席を見て、寝てしまった。