ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

暑かった

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f:id:nsw2072:20220412094234j:plain:w360:left 上々の天気で、散歩するにはもってこいだと思って出かけた。近所の大きな通りの並木が八重桜なので、今の時期が最高潮。その中にわずかにぽつん、ぽつんと緑色の花を咲かせる木が混ざっていて、昨日はそれを忘れていたのだけれど、今日はしっかりと見物することができた。しかし、佇んでそれを眺めやっているなんていうのは、暇を持て余した老人がすることで、多くの通りすがる人たちは、なにをそんなに珍しそうにしているんだという風情だ。しかし、よくよく考えてみると、あと何回この花を見ることができるのか。なにしろ年に一回しか咲かないんだから、あまりの年数と同じ回数だけである。

f:id:nsw2072:20220412094927j:plain:w360:right 橋を渡り、川を越えて隣の区に入ると、路は突然乱れる。こっち側はいつこうなったのか知らないが、四角に四角に路が通っているんだけれど、隣は自由に歩く人たちだったようで、路は予想が立たない。いつだったかの記憶を頼りに、百花園に行く。結局前回と同じルートをとったようだけれど、あとから地図を見ると、これが最短ルートだったらしい。百花園は都立の施設で、爺婆は入場料が70円である。年間パスを買ってもわずか280円。都立の他の公園を含めた年間パスだと2000円である。「9庭園共通年間パスポート」は2,000円。9庭園というのは浜離宮芝離宮小石川後楽園六義園向島百花園清澄庭園旧古河庭園、旧岩崎庭園、殿ヶ谷戸庭園である。最後の殿ヶ谷戸庭園国分寺駅の南だから、行ったことがない。このCOVID-19の状況だと、死ぬまでに行くこともなさそうな気がする。百花園は度重なる休園で、やっているのか、やっていないのかなかなかはっきりしないので躊躇すること多々。一発で今日はあいているのか、見所は何かが分かるHP展開が待たれる。もちろん桜は終わっていて、わずかに八重が咲いていたり、小さな、本当に普段目にすることもないような花や草も見られるんだけれど、人がほとんどいないから好きなように好きな写真が撮れる。紅葉の時とか、梅、さくらの時期はこうはいかない。帰りは東武線の東向島へ行けば近いんだけれど、曳舟のイーオンで買い物をしようとすると、また見当のつきにくい路地をめぐって行くことになる。結果的には、また、本当は入ってはいけないらしい、病院の救急車の入り口を出てきてしまった。