ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ガバって取れちゃった

モンベルの靴

日本橋で地下鉄を降りて、しばらく行くと、右足のつま先に何かコツンと当たるんです。
何だろうと思ってみても、何も当たっていない。
おかしいなぁと思ったら、つま先がパカっと剥がれてんです。
その剥がれたつま先が歩くごとにポコンポコンと当たるんですね。

履いていた靴は、多分何年も何年も前に銀座の好日山荘でセールと書いてあったので買った、イタリアのGarmontというメーカーの靴で、持っていたことを忘れていたというくらい古いものです。先々月、靴棚を整理していたら見つかったトレッキング・シューズ。
今のGarmontのカタログを見たってもうそんなタイプはもちろん出ていない。
雨が降る時は、スニーカーだと水が隙間のある生地から染みちゃうんで、こりゃ良いやと履くことに。

鍛治橋通りまできたら、もはやバカバガになっちゃって、しょうがないからガバって剥がしちゃった。
剥がしたのはいいけれど、都会にはゴミ箱はない。ないからずっと右手にぶら下げて歩く。
そのうち、左のつま先もガバガバし出した。
うわっ!どうしよう!と思いますよね?
そうだ、京橋のモンベルへ行って、代替品を手に入れよう。
というわけで剥がしたビブラム底を右手にぶら下げたまま、ピョコタンピョコタン日本橋の交差点から、京橋のスクウェアガーデンまで約1kmを歩きました。
真っ直ぐモンベルの二階へ上がり、靴売り場のお兄さんに「こういうわけで、代わりになる靴を見つくろってくださぁ〜い」と助けを求める。
測ってもらったら、私の右足は左足より5mm近く長い。
だから、理想からいえば、大きめの右足と、ピッタリの左足にしてもらいたいところだ。

おかげで、帰りはモンベルの靴を履いて、帰ってきた。