ほぼ足りてまだ欲 その先

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草笛光子

 時々テレビのコマーシャルに出てきて、相変わらずの若々しい様子を見せているが、どうも草笛光子には親しみを感じないんだよね。
彼女はもうすでに88歳の米寿なんだけれど、とてもとても、そのへんの米寿に比べると若々しいし、喋っているのを聞いても、歳を感じさせない。しかし、なぜか好きになれない。

 彼女が生まれたのは我が実家からはそれほど離れていない。だから、昔から近所出身の有名人として知ってはいた。
出身校は県立横浜平沼高で、岸恵子が一年先輩である。私の義兄も草笛光子の3-4年後輩だけれど、ここの出身だ。
 草笛光子の妹はかつてラジオ関東の「昨日の続き」に出ていた富田恵子で、彼女は近所の捜真女学校の卒業生で、うちの二人の姉もそこに通っていたし、幼稚園の頃は私もそこの日曜学校に通っていた。捜真といえば、坂西志保とか、相当若いけれど三雲孝江もここの卒業生。彼女は上智の仏語科。

 それでも親しみを感じない。なぁんでかっ!(堺すすむ調で読んでください)。多分、彼女がブレイクした「光子の窓」にある。というのはあの番組は日本テレビの番組で、ちょうど我が家が静岡に住んでいた時期に当たるわけだ。当時の静岡といえば、テレビはNHKの二局と他には静岡放送があるっきり。つまり「ラジオ東京テレビ」系列だったから「光子の窓」は見たこともない。それが親しみを感じないそもそもの理由だろうね。当時のテレビの影響は甚だしいのだ。
 同じようにいい歳になっても全然変わらなぁ〜いといわれている前田美波里はもう74歳位で、草笛光子よりも一回り以上若いわけだけれど、最盛期を知っているからか、まだ親しみを感じる。
 ま、いずれにしても、わたしの生活そのものには全く関係がない、というつまらない話だった。