ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

図書館から借り出してきた。
借りすぎて、期間中(二週間)に読めるとはとても思えない。

 「靴底の修理のために出した靴が(1945年)3月8日に返ってきたが、庭においていたら犬や猫が寄ってきて舐めるので、変だと思ったら、革の下にスルメが針で貼り付けられていた。それでも修理代10円を取られた。」 この本には見覚えがあるんだけれど、当時は多分4,500円という価格に驚いて買えなかったんだと思う。興味深いのはUniversity of California, SacramentでIssei Oral History Projectというのがあって、その成果がどうやらまとめて出版されているらしい。

 著者は1933-1939年の間、新聞聯合社(後の同盟通信社)の上海支局長。戦後はかの閉鎖的な国際文化会館の専務理事、会長。白洲次郎のポン友らしいよ。1989年に89歳で没。母親は松方正義の四女。もともと裕福な出身。

 著者の入江曜子が新宿の朝日カルチャーセンターで「ノンフィクション教室」を開いたことがある。随分あとから参加したことがあるのだけれど、ワンクール終わる前に突然のようにして終わってしまった。あれは一体何だったんだろう。
 430ページになる書物であるが、非常に興味深い。特に溥傑について興味が湧く。

古本屋で買った本。

 古本屋に入ったら、たとえ100円の本でもいいから何かを買って出ろ、と何かで読んだのでなにかないかと文庫棚を見ていたら、赤瀬川原平を見つけたので、思わず手にした。いつもいつもカメラを斜めに下げて歩いている私にとっては「そうそう、そうなんだよ!」といいたくなる本なのだ。谷中の「木菟」で入手。木曜日-日曜日 正午開店。

今日到着した本

 この雑誌を今まで手にしたことはない。なんで入手したのかというと、雑誌世界に連載されていた神保太郎の「メディア批評」が今月からこちらに移ったんだと金平茂紀Facebookで書いていたのでAmazonに発注していた。この著者名「神保太郎」は一人の人間の名前ではなく、もともと4人のジャーナリストが(交代ではなくて)共同して書くというもので、それを今まで知らなかったとは、お恥ずかしい。
 昨日着くはずが、なぜか配達の人が一度電話をしてきただけで再配達依頼を連絡してこいとメールが入っていた。Amazonには置き配を指定しているにも関わらず、一体何が起きているんだろうか。