夏目漱石がのちに嫁となる彼女に送った手紙に「君がお菓子だったら頭から食べてしまいたい」とか書いていたとテレビでいっていたんだけれど、こんな月並みな表現よりも、竹下夢二の「話したいことよりも何よりもただ逢うために逢いたい」の方がなんぼか胸にすと〜んと落ちるではないか。
サン・セバスチャンが美食の街って言われているのはなんでなのか？と思っていたんだけれど、「世界ふれあい街歩き」によるとスペイン王室の別宮殿があったこともあって、フランスから貴族のバカンスに帯同してきた料理人がいたからだっていうんだよね。なるほど、聞いてみなきゃわからんよね。あの番組に出てきた女性画家自身のギャラリーがとっても良かった。あの人のセンスはとびっきりだ。一枚、小洒落た絵が欲しいねぇ。それから、あの帽子屋だ。 あれはじっくりと、端から端まで見たいもんだ。あぁ、やっぱり旅行に行きたかったなぁ。とんだところでパンデミックにやられちまったなぁ。
ビルバオは鉄鉱石が産出された街で、そのために多くのイギリス人労働者がこの街にやってきたため、アスレティック・ビルバオができたというんだから、由緒あるよ。
