ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

朋あり

通過していく特急


 シドニーの友人が、娘と日本旅行をするのでといってやってきた。まず先にひとりでやってきて免許を更新しているという。なんで未だに日本の運転免許がほしいのか、良くわからない。彼はもう40年以上シドニーに住んでいるけれど、未だに日本国籍のままいる。韓国籍だった奥さんはとっくに豪州国籍に帰化している。私は外食するのが嫌だといって、オープンカフェだったら逢えるよといったら、そんなの嫌だという。
 COVID-19以来、カリフォルニアの友人がやってきても、アトランタの友人がやってきても、会食は嫌だといって逢わなかった。
 大学時代の友人から呑まないかといってきたけど、もう酒もやめたし、外食も嫌だといって逢わなかった。来月、高校の友人達が逢う会があるから来ないかと誘われたけれど、行く気はない。世の中みんな、もうそんなの関係ない、といっているけれど、たった新幹線に乗ってでかけた先でプールに入っただけで感染したことを私は忘れていない。もし、また感染したら、家族に今度こそうつしてしまうだろう。それでもう友達付き合いはしないといわれても、それならそれで仕方ない。自分にうつらないようにするしかない。

 そういえばこの歳になると運転免許証の有効期限はたったの3年だ。自動車教習所救済策としては非常に説得力のある方便を運輸省は見つけたものだ。高齢者の運転事故をどんどん報道するから余計に説得力が増す。きょうも75歳が片側一車線ガードレールなしの道で後ろから子どもを撥ねたとテレビが詳報していた。25歳が撥ねた事故だったらたぶん報道しないだろう。

 事故というか、事件というか、米国メイン州でまた銃乱射したやつがいて、22人が死んだ。複数の志望被害者が出た乱射事件は今年に入って150件を超えているという。アメリカ人は未だにパイオニア精神は銃に宿るんだと思っている。共和党という政党にドナルド・トランプという扇動者がいて、人口削減計画を実行しているのかもしれない。こんな事件が繰り返し起きても銃規制しない。軍需産業のためだけにあるような国だよなぁ。米国ではただ「shooting」と呼んでいて、「またシューティングがあったんだって」というだけで話が終わる。そういう社会に生きているとガザのイスラエルの蛮行も別になんという気もしなくなるんだろう。