ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

恒例BBQ

 昨日はBBQ。秋刀魚、茸、肉、薩摩芋、野菜・・・体中がたき火の匂い。
 学生時代のスキー・グループに属していた何人かを中心にしてもう30年ほど、毎年この時期に大きな柿の木のある友人の家の庭でBBQをやってきた。この仲間が最初に出逢ったのは1966-7年頃のことで、私は1967年の冬に、彼らが妙高高原・池ノ平スキー場の羽越ロッジで開催したスキーツアーのバンドとして参加した。楽器持ち込みだけれど、多分ノーギャラだったような気がする。前年のツアーに参加したバンドが参加できず、私たちのサークルの先輩バンドが行くはずだったのだけれど、その年、雪が少ないという情報に先輩達が行きたくないということになって、スキーなんてどうでも良かった私たちが参加した、というような経緯だったような気がする。
 確かに雪が少なく、転ぶと泥だらけになるようなゲレンデで、生まれて初めてのスキーをした。そこからそのグループにもどっぷり浸かることになり、最後はそのグループの三代目くらいの会長をやっていた。会長といっても、要するに幹事である。毎年二度のスキーツアーを主催し、その合間にもスキーに行き、なおかつバンドもやった。
 そのグループは、うちも含めて幾組もが結婚したので、今でもこうして集まることができているんじゃないかという気がする。多くがそろそろ人生の晩年を迎えつつあるわけで、中には既に他界してしまった人もいる。話題もどんどん病気情報、アンチ・エージング情報に移り変わってきている。今年は孫がボーイフレンドを連れてきた、なんて家族もいた。半世紀以上にわたって続く友人関係は面白いもので、滅多に逢わなくても、なんだかわかってしまうようだ。
 うちに帰ってきたら鼻の中が真っ黒。