ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

一番荒れた時に

 結果的には最も天気が荒れている時に図書館へ行くことになってしまって、帰ってきたときにはもうすっかりおさまっていた。こういう日は持ち歩く書籍をプラスティック・バッグに入れていかないと濡れそうだ。


 1988年の出版。当時の価格で5,300円と書いてあって驚いた。
1985年12月17日から5日間、池袋の立教大学セントポールズ会館で、日本側26名、アメリカ側11名、合計37名の出席で開かれた立教大学-シカゴ大学共同シンポジウムの記録である。セントポールズ会館というのは1977年に建てられた校友会館で、それほど広い会場があるわけではないので、公開討議であったが、傍聴者は限られたものにならざるをえなかったと記録されている。このシンポジウムの準備は、そもそもシカゴ大学の学長が1979年7月に来日した際に、同行してきたテツオ・ナジタ教授から提案された共同研究から始まっていたそうである。錚々たる出席者の名前を見ると、読まないわけにいかなくなる。