ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

草臥儲(くたびれもうけ)


 午後早くまでは空一面が真っ青で雲ひとつなく、あまりにも好天気過ぎてわざとらしいくらいだったのが、午後遅くになるとどんどん雲が覆い始め、夜になったら天気予報が明日は大荒れだといっているのが嘘のようだ。

 目当ての本が西隣の区の図書館にもないというので、そこへ本を返しがてら行ってから、地下鉄で北千住へ出て、それから東武線に乗って東隣の区の中央図書館へ、ようやくたどり着いたと思ったら、二階へ上がるエスカレーターが動いていない。あれ?と思ったら、なんと休館日だった。あまりにも残念至極だったので、大きなスーパーに入ってなにか弁当でも買おうと思ったら、望外に良い値段がするので出しかかった手が引っ込んでしまった。何だ随分高級なんだなぁとがっかりしていたら、ふと見た小さな握り寿司のパックが10貫プラス巻物ふたつで594円と書いてあって、思わず手を出す。そこから先はルンルンと機嫌よく帰ってくるという、まぁ、なんというノーテンキ野郎なり。

 サッカーも野球もそれぞれ勝つ。

 米国は第二次世界大戦の当時、各地に派兵されていた兵隊たちのために膨大な書籍を送り出していたという話である。こういう話を聞いたり、あの戦争中でも定期的に兵隊に休暇を取らせていたとか、装備品は定期的に代わりのものを支給していたというような話を聞くと、物量のない国は戦争なんて端っから考えるべきではないんだと良く分かる。わが国は何かと威勢の良いことをいっていれば愛国なんだと思っているノータリンがたくさんいるが、物事はよく考える必要があるんだってことなんだね。


 メイ・サートンの79歳の日記を読むのは怖いぞぉ。明日の自分だからだ。この先が何年も何十年もあると思っている連中には想像もつかないことだ。