ほぼ足りてまだ欲 その先

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暑さに負ける

 血圧と、コレステロールの薬が切れていて、医者に行って処方箋を出してもらいたいんだけれど、病院が開いている間の気温が35℃を下回ることがない。怖くて外に出られず、エアコンの中にいる。いつになったら出かけられるだろう。

 それでスキャンばかりしているんだけれど、水木しげるの「漫画で知る戦争と日本 敗走記篇」を読んでいたら、ガダルカナル島の日米の戦いの結果、双方失った感染の総トン数も、後期の数も、ほぼ変わらないのだけれど、犠牲となった兵隊の数にすると、日本が失った兵隊は2万1千を超えているが、米軍の犠牲者は2千人に満たないという。日本の兵隊はその殆どが病気と飢餓である。知らない人がいない、日本軍の兵站軽視のための見殺しである。

 いつまでも日本では、「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」といって耐えろ、耐えろと強要する。大阪のもうほとんど間に合わないこと必至の万博現場では、労働基準法を無視した残業規制から除外しろという要求まで出ているそうだ。馬鹿はいつまでも馬鹿だ。現場の労働者を犠牲にしても良いんだと、維新・大阪は思っている。時代遅れを通り過ぎている。